横浜駅西口で長年親しまれてきた「相鉄ムービル」が、2026年9月30日をもって営業を終了します。
今回は、2026年8月19日に訪問し、閉館を前にした現在の相鉄ムービルの様子を現地レポ。写真展や壁面マンガ、メモリアルグッズのほか、閉館までお得に映画を楽しめるキャンペーンについても紹介します。
なお、相鉄ムービルの歴史や取り壊し・再開発については、こちらの記事で詳しくまとめています。
閉館前の相鉄ムービルを歩いてみた
2026年8月19日、閉館まで約1か月半となった相鉄ムービルを訪れました。

まずは外観から。建物そのものはこれまでと大きく変わっていないように見えましたが、正面右手の一部には足場とシートが設置されていました。

何のための工事なのかは確認できていないため、解体との関連は不明です。
館内では映画館や飲食店が営業を続ける一方、以前入っていた「イエローサブマリン 横浜ムービル店」はすでに移転。2026年6月30日でムービル内での営業を終了し、7月17日からは近隣の浜西ビル4階で「イエローサブマリン 横浜西口店」としてリニューアルオープンしています。

さらに館内の各所には、閉館を前にした展示や企画も登場。いつものムービルの風景の中に、少しずつ“最後”を感じる要素が加わっていました。
まず目に入ったのが、2階入口に設けられた写真展です。
2階入口ではムービルの歴史を振り返る写真展
2階入口では、MOVIL写真展「一緒に歩んだ37年」が開催されています。

壁いっぱいに並ぶのは、初代ムービルや現在の建物が誕生したころの写真、当時の館内や横浜駅西口の様子など。1950年代から現在までの歩みを、年表とともに振り返ることができます。
現在の相鉄ムービルが誕生した1988年当時の写真もあり、今の姿と見比べてみるのもおもしろいところ。
この記事とは別に、相鉄ムービルの歴史や取り壊し・再開発について詳しくまとめた記事もあるので、あわせて読むとより楽しめます。
👉 相鉄ムービルの歴史・取り壊しについてはこちら(関連記事)
写真展は2026年9月30日の閉館日まで開催予定です。
館内の壁には「週刊ムービル」のマンガが!
館内を歩いていると、階段や通路の壁に大きなイラストを発見。

こちらは閉館企画のひとつ、壁面マンガ連載「週刊ムービル ~ムビ太の大活劇」です。


館内の壁そのものをマンガの誌面に見立て、さまざまなキャラクターや場面が描かれています。キックポーズの人物や、どこか名作映画を思わせるようなモチーフもあり、映画好きなら「これってもしかして……?」と想像しながら見て回るのも楽しめそうです。


壁面マンガは1か所だけではなく、館内のあちこちに点在。エスカレーターや階段を移動しながら探してみると、思わぬ場所で見つかることも。
キャラクター紹介の掲示もあり、登場人物のひとり「ムビイ」など、独特の世界観がじわじわ気になってきます。

閉館までに訪れる予定がある方は、映画館だけでなく館内の壁にも注目してみてください。
4階ではムービルのメモリアルグッズを販売
4階のシネマショップでは、通常の映画グッズと並んで、相鉄ムービルのメモリアルグッズも販売されています。
ラインナップは、Tシャツやトートバッグ、アクリルスタンド、キーホルダー、ステッカーセットなど。ムービルのロゴや建物をモチーフにした、閉館前ならではのアイテムがそろっています。

私は8月26日にグッズの存在を知り、翌27日にあらためてムービルへ。
お目当ては、建物デザインのアクリルキーホルダー(1,100円)だったのですが、売り場ではすでに売り切れ表示に……。😭
そこで今回は、3枚入りのステッカーセット(990円)を購入しました。

人気の商品はすでに売り切れているものもあったので、気になるグッズがある方は早めにチェックしておくのがよさそうです。
シネマポイント会員は閉館まで1,300円で映画鑑賞
109シネマズのシネマポイント会員を対象に、「ムービルグランドフィナーレ 特別割引」も実施されています。
期間中は、通常作品を毎日1,300円で鑑賞可能。対象期間は2026年9月30日の閉館日までです。

「最後にもう一度ムービルで映画を観ておきたい」という方にはうれしいキャンペーン。
なお、利用にはシネマポイント会員への事前入会が必要で、特別興行など一部対象外の作品もあります。3D作品は別途追加料金が必要です。
まだある!閉館まで楽しめるフィナーレ企画
相鉄ムービルでは、写真展や壁面マンガ、メモリアルグッズのほかにも、閉館までさまざまな企画が予定されています。

館内を巡るデジタルスタンプラリーや、ムービル・館内店舗のロゴを使ったオリジナルガチャのほか、109シネマズでは全30作品の特集上映やトークショー付き上映なども実施。
9月30日の最終日には、映画『RRR』の応援上映も予定されています。
また、9月からはムービルの外観をデザインした「サクマドロップス」や、キャラクター「ムビィ」をモチーフにしたオリジナルパンなどの販売も予定されています。
参考:109シネマズ公式サイト(外部リンク)
企画によって開催期間や参加方法が異なるため、気になるものがある方は訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくのがおすすめです。
9月30日(水)|閉館イベントを開催予定
最終営業日の2026年9月30日(水)には、閉館イベントの開催が予定されています。
また、109シネマズでは最終日に映画『RRR』の応援上映も予定。37年以上にわたり親しまれてきた現在の相鉄ムービルにとって、いよいよ最後の1日となります。
※閉館イベントの詳細は、現時点では「Coming soon」となっています。
10月3日(土)・4日(日)|閉館後に「Story Crossing ArtFes」
閉館後の10月3日(土)・4日(日)には、横浜駅西口エリアで「Story Crossing ArtFes」が開催されます。

相鉄ムービルを舞台に、アートやマンガ、音楽、映画、ファッションなど、多彩な表現が交差する2日間のアートフェスです。
営業終了後のムービルに入れる貴重な機会になりそうなので、「最後にもう一度ムービルを見ておきたい」という方はこちらもチェックしてみてください。
👉 詳しくはこちら(アートフェス特設サイトへ)
9月30日の閉館後、相鉄ムービルはどうなる?
相鉄ムービルは2026年9月30日で営業を終了しますが、建物がすぐに取り壊されるわけではありません。
相鉄グループの中期経営計画では、相鉄ムービルの解体は2027年度中に着手予定とされています。具体的な解体開始日や、その後の再開発スケジュールについては、現時点では明らかになっていません。

また、相鉄ムービルに隣接する「1000 CLUB」や「横浜西口一番街」も同じく2026年9月30日で営業を終了し、周辺を含めた一体的な再開発が検討されています。
相鉄ムービル フォトギャラリー
最後に、2026年8月に訪れた相鉄ムービルの様子を写真でまとめて紹介します。閉館を前にした館内の雰囲気や、写真展、壁面マンガ、メモリアルグッズなど、今しか見られない風景を残しておきます。















まとめ
2026年9月30日の閉館まで、残りわずかとなった相鉄ムービル。
館内では、37年の歴史を振り返る写真展や壁面マンガ、メモリアルグッズの販売など、最後の時間を楽しめるさまざまな企画が行われています。
長年通った思い出がある方はもちろん、「なくなる前に一度見ておきたい」という方も、閉館前に足を運んでみてはいかがでしょうか。
今後も閉館イベントや再開発について新しい情報が発表された際は、随時追記していきます。


